天野攸紀【第5回】

(更新日:2014.06.17)
どうもこんにちは。

天野です。

やって参りました。

天野攸紀「綴っていいとも!」第5週。

無愛想で不器用で出不精のこの私が5回も続けられたこの企画。

フルマラソンで言えばそろそろ給水所じゃないですか?

私は給水ではなく、休載したいですけどね!

ん?

そうですね・・・折り返し地点までいったら私の願いを一つ叶えていただけるなんてどうでしょう?

え?

願いですか??

んーもう、内緒ですよ?

ゴーストライターです。

言うてますけどもね、なんやかんや周囲の方々からの評判がよろしいみたいなので少々胸を撫で下ろしております。

私程度の才では己の拙さを露呈してしまうだけかもしれませんが、最近では自分なりに楽しもうと思うようになりましたね。

とか言いながらも毎度〆切ギリギリですけど。

むしろ〆切日まで何も書かない事が多いです。

先程まで家で映画を観てましたしね。

決して喧嘩を売ってるわけではないのです。

リラックス出来た状態でないと書けないのです。

私のリラックス方法としまして、映画を垂れ流し、ただひたすらにボーっとするというのがあります。

それはそれは、もう無心に。

「鼻からエクトプラズム出てますやん。」と言われる程のボーなわけです。

選抜かアンダーかで言いますと、選抜のやつです。

え、なに?

というわけで、誠に勝手ではございますが、今回は箸休め企画とさせていただきます。

私が所有するDVDの中からオススメの映画を数本ご紹介させていただきますね。




1/「ギター弾きの恋」

私が大好きな俳優ショーン・ペン。

もうどんな役を演じてもカッコいいのです。

本作はそんな彼が主演を務めるラブストーリー。

ラブストーリーと言いましてもタイタニックやパールハーバーの様な壮麗かつ壮大なものではなく、おバカでちょっぴり切ない物語です。

サマンサ・モートンのコケティッシュさにキュンとします。

故に、より一層心をくすぐるラブになってますね。

私コケティッシュの意味よくわかってないですけど。

私がギターボーカルとしてたまに活動しているDIMMDIVISION.というバンドの「NightFlight」という曲の歌詞はこの映画を観て書きました。

とても素晴らしい楽曲なのですが、ご存知の方はこの映画を観ると「あっ!」てなるとかならないとか。





2/「ダンサー・イン・ザ・ダーク」


私が愛して止まないBjork様が主演です。

ミュージカルも取り入れたりと、一風変わった面白い構成の映画なのですが、正直私はミュージカルというものがあまり好きではありません。

普通に会話を交わしていた人が急に歌い出したら腰抜かしてしまいますからね。

ですが、この映画はそんな私でも引き込まれ、最後には涙していました。

とにかくセルマが可哀想。

救われない、報われない、葛藤の中でも清き優しさと愛を貫くセルマに涙します。

私のソロ作「saw.」の歌詞の題材となった映画です。

余談ですが、濃厚なメイクを施したり、かと思えば自然体でいたりと多面性のあるアーティストにも憧れる私ですが、その最前線にはいつもBjorkがいます。

彼女の才能と美しさには脱帽です。




3/「マーダー・イン・ザ・ファースト:告発」

名俳優ケビン・ベーコン主演。

と言いましても、主役が3人存在する感じです。

囚人役のケビン、弁護士役のクリスチャン・スレーター、副刑務所長役のゲイリー・オールドマン。

無論全員素敵なのですが、「LEON」同様ゲイリーの悪役がハンパなくハマってます。

さすがのカッコ良さです。

本当に素晴らしい作品で、観終わった後「すごい・・・」という言葉が無意識に漏れていました。

実話を元に描かれた脚本らしいですよ。

これはオススメですね。




4/「グーニーズ」

私が子供の頃、兄と共に母親に連れられ映画館へと観に行った作品です。

冒険映画と言うと私の中ではまずコレですね。

今観ると「そんなバカな」的な展開も盛りだくさんなのですが、なんか落ち着くといいますか。

この程よいコメディ感は大人になった今では心地よいのかもしれません。

主演の子供達も全員華があって素敵ですよ。

DVDの特典を観ましたところ、お蔵入り映像として子供達が巨大イカと闘うといったストーリーがあったのですが、もし本編でも闘っていたら絶対DVD買わなかったと思いますね私。

因みに、この映画を観てシンディーローパーのファンになりました。




5/「ラスト・オブ・モヒカン」

リアルタイムでは観ておりませんが、こちらも20年程前の作品でしょうか。

中世ヨーロッパにおける戦争、そしてそれに巻き込まれる部族のお話です。
とても壮大で映像も美しい物語です。

バンバン人が死んでいくのですが、大切な者を託して死んでいく姿がとても美しい。

30回くらいは観てる気がします。

最後の最後までしっかり内容が詰まっており、ぶっといウインナーの様な作品です。




とまあ笑顔で観られる物はグーニーズくらいなのですが、そこはミスターネクラの私なので許してくださいね。

いつからか私は映像からインスピレーションを受ける事が多くなってきました。

それを音に昇華させるとでも言いますか。

先日綴ったファッションも同様、視覚からの刺激ですね。

当然逆も然りで、目を閉じ耳を澄ます事で広がる景色もあります。

私がベーシストとして活動するHOLLOWGRAMのギタリスト二人は演奏しながら目を閉じている事が多いです。

人が自身の脳へと送る情報の7割は視覚と言われています。

その視覚を断つ事で残りの四感、つまりこの場合は聴覚が鋭くなるわけですね。

まさに音を綴っているわけです。

上手ギターの夢時さんはよくお酒を飲まれますから、最初私「うっわー夢時さんライブ中なのに寝ちゃってるよー、まったくもうなにやってんだよー、昨日飲んでて寝てなかったのかなー、いやーでも寝てないんなら仕方ないなー、えー寝てるのにギターソロ弾けちゃってるよーすごいなーさすがだなー、なんかどっかから落ちる夢見てビクッてなんないかなー、なってるとこ見たいなー、あ、起きちゃった、ビクッてなるとこ見たかったなー」とか思っていたのですが、本人に聞いたらそういう事らしいです。

それではシーユーネクスコ。

バイバイ。