YUCHI【第5回】

(更新日:2013.12.24)
どうも、YUCHIです!

年末ですね!
そんなこと関係なく今回も前回の続きです(笑)。




2004年ー


この年はMIYAVI君のサポート活動がメインでした。
そのお陰で、自分にとって更なる経験を得られた1年でした。



前回でも少し書きましたが、バンドを組む目的で僕はメンバー探しをしていたものの、理想のメンバーになかなか巡り会うことが出来ず、
正直なところ気持ちが折れそうになっていました。

バンドにとってメンバー選びというのはとても重要なことですし、最も妥協が許されない部分のひとつです。
だからとにかく慎重に、じっくりと探していました。


ただその状況が長く続くと、なかなか前向きに進めなくなってゆくもの。 気持ち的にも、自分が進む方向はバンドではないじゃないかと思うようになりました。


ですが自分にとって音楽やベースはかけがえのない部分であり、僕の生きる意味でした。
だからその大事な部分、例えば作曲したり、もしくはベースを弾くことによって、自分の道を進んで行く方がいいんじゃないかと。
そう思うようになりました。



そんな中、僕は曲を作ったり、ベースを練習したり、ひたすらそんな毎日を送っていました。


そして2月にはまたMIYAVI君から誘いを頂いて、全国ツアーに同行することになりました。
全国で18ヵ所ぐらいだったかな?
サポートとは言え、僕にとって地方でのワンマンは初めてのことでした。


MIYAVI君は基本的に、サポートメンバーの意見をどんどん取り入れてゆくスタイルだったので、
サポートでありながらまるで自分のバンドのような気持ちでまわれたツアーでした。
お陰でとっても楽しかったし、勉強になったなあ。


ツアーバスで移動して、時には地方で打ち上げもして、全員でフェリーにも乗ったり。
本当に全てのことが楽しかった。
そう思えたのもきっとMIYAVI君の配慮のお陰だったと、振り返って改めて思います。

当時の自分はまだ子供でバカだったので(笑)、細かいことを考えずに傍若無人にひたすら楽しんでただけだったけど。






そして夏にはMIYAVI君と一緒に、韓国と台湾への海外ライブも行いました。 海外でのライブも、もちろん初めて(笑)。

外国お客さんは、とにかく熱狂的でエモーショナルでした。
半端じゃない盛り上がりだったなあ。



8月には武道館ライブも決行。

海外ライブに続き、武道館公演まで経験できたのも、本当に感謝に尽きる出来事だったと思います。

MIYAVI君にはそこまで引き上げてもらったというか、皆ででかくなっていこうぜ的な気持ちを感じていたし、頑張って自分の力でもこんな舞台に立ちたいと思わせてくれるものがありました。

現LM.Cのmayaこの時ギタリストとして一緒のステージに立っています。


ちなみにこの時のライブは映像化もされています。



この時、自分は21才。
武道館での景色は忘れらんないなあ…。



秋にはMIYAVI君はメジャーデビューも果たし、僕はTV収録なども一緒にさせてもらったり、ファンクラブライブにも参加させてもらいました。



毎年そうですが、この年に得たものというのは、自分にとって特に大きなものだったように思います。


それではまた次週!
というかまた来年ですね!

来年も宜しくお願い致します!
皆さま、よいお年を☆



YUCHIでした!