天野攸紀【第1回】

(更新日:2014.05.20)
初めましての方もそうでない方もどうもこんにちは。

HOLLOWGRAMというバンドで作曲したりアレンジしたり、ベース弾いたりしております天野攸紀と申します。

ヌルっと始まりましたが、この度、sukekiyo/kannivalismで活躍中のYUCHI君からのご紹介で参上した次第です。

今のところ、13週もたせる自信が微塵も湧いてこないのですが、読者の方々に少しでも楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います。

じっちゃんの名に懸けて・・・

私は人見知りで根暗な為、普段StrangerSaid.という名でとても暗い音楽を奏でるソロ活動もしています。

そこではG&Voを勤めているので、アップライトベースをYUCHI君に弾いてもらっているわけです。

彼とは私が以前所属していたthe studs時代からの交流なのですが、彼の音楽、ファッション、人がとても好きで、ベーシストを探す際、最初に思い浮かんだのが彼でした。

タイミングが良かった事と彼の優しさパワーで快諾いただいたのです。

また、バイオリンに日高隼人君(sources)、ドラムに大嵩潤君(the god and death stars)という、才能豊かでとても素敵ですこぶるファニーな仲間たちを迎え、7/10荻窪ルースターノースサイドでライブを行います。

実は8月にソロとして別のバーでのワンマンも企画中なのですが、こちらの7月のライブはHOLLOWGRAMのギタリスト夢時がG&Voを勤める-eS-と一緒ですし、バー公演ということもあり、とてもラフな流れとなりそうです。

メンバーもお酒を飲みながら会場をフラついている...そんなユルさと言いますか、しかし我々はそこでとても暗い音を奏でてしまうのです。

酒に酔ってんのか、音に酔ってんのかよくわかんない空間を創れたらと思います。

お時間ある方は是非おこしください、と軽く番宣かましたところでHOLLOWGRAMは現在レコーディング真っ最中です。



この駄文が世に出る頃には、ボーカル録りを残すくらいでしょうか。

個人的な事を言えば、今回もカッコいいベースが録れました。

今回のレコもそうですが、最近ピックで弾く機会が無いです。
これはバンドのサウンドに合わせての事ですが、ピック代がかからないというメリットがあります。

もしピック弾きをされている方は三角形の物をチョイスしましょう。

三つの角を裏表使えるので、6回使えます。

それはピック代がかからないというメリットがあります。

昔誰かが言ってましたパンツは前後裏表使える、と・・・
私は昔からベースのフレーズをどうやって付けているのか?とよく聞かれるのですが歌心と手グセと少しの理論でしかありません。
ただHOLLOWGRAMはシーケンスが鳴っている上、ギター二人がスーパー耳良いので横着すると指摘されてしまいます。

そこで以下の画像の様にまずベースラインを打ち込みまして、ぶつかってる音が無いか確認します。

ここで一つ真面目なお話。

眼に見える物だけに囚われてしまってはいけません。

音楽において、それは単なるガイドであり、答えではありません。

自身の耳、そして聴いた瞬間に高ぶる心を第一に信じてあげてください。

それが気持ち良い答えに辿り着くための最良な道です。

こんな私でも、それだけは絶対だと言い切れます。




基本的には音がぶつかっていようが、カッコよきゃいいぜ!というタイプなのですが、感じ方は人それぞれですし、HOLLOWGRAMのようにギターもストリングスもテンションコードが多く鳴る場合、スケール内の音を使っていても気持ち悪く聴こえる事があります。

そもそもテンションコードって何?という方がいらっしゃいましたら私には聞かないでください。

私にもよくわかりません。

そうこうして完成したフレーズを自分で弾いてコピーするのですが、この時点では手グセなど無いものですからめちゃくちゃ難しい時があります。

かと言って簡単にするとまたバレるので割と練習するようにはしています。

最近ではピッチが不安定なアップライトにも手を出してしまったものですから大変。

なので割と練習するようにはしています。

作曲の際も同じく手グセコードがありまして、私の曲はほぼそれで構成されていると言っても過言ではないです。

ただそれが自分の色になっている気もするので前向きに生きています。

HOLLOWGRAMでは弦楽器隊が作曲をするのですが、特に一也のコード進行はクラシックを通っているせいかとても複雑で、たまにギターコードを押さえる指が「それ指折れちゃってない!?大丈夫!?」と心配になるくらい変な形をしています。

この様に育ってきた環境の違いというのは、影響を与え合う存在との出逢いを作ってくれる可能性が多々あるので、外界に触れる事を恐れず生きていきたいですね。

私は椎茸以外のキノコは毒キノコじゃなきゃ食べられますが、椎茸しか食べられない人もいるはずですから・・・

積極的に出逢ってみたいですね。

なんて言ってるそばか
ら、今回レコーディングしている音源のリリース情報です。

HOLLOWGRAM 1stアルバム「Qualia」の曲達をリマスタリングし、新曲を追加(数曲差し替え)、さらにジャケットを新装した

「Qualia/albus」(クオリア/アルバス)

「Qualia/rufus」(クオリア/ルーフス)

という2枚のアルバムが、2014年7月30日より一般店頭リリースとなります。

今回録った曲もめちゃくちゃカッコ良いので、すでにオリジナルのQualiaをお持ちの方々もアナザーバージョン的な感じでお楽しみいただけるかと思います。

ありふれていない新しいサウンドが聴こえてくる事でしょう。

詳しくはHOLLOWGRAMのHPにて・・・

といった感じで「綴っていいとも!」第一週目はここらで閉店ガラガラ。

今回は少しだけ音楽について触れていきましたが、次回からそれ以外の好きな物、例えばファッションの事だったり、映画の事だったり、そういった物にも触れていければいいなと思います。

今はまだ、13週完走する自信を血眼になって探していますが、温かい目で、そして大きな目で見ていただけると幸いです。

シーユーネクストウィークバイバイ・・・