【第6回】拝啓、あなた様

(更新日:2012.04.16)

先日の話。
いつも使ってるクリーニング屋さんにYシャツを出しに行ったらね、
いつもと違う店員さんが居てね、
今まで一度も聴いた事ない仕様のクリーニングを勧められましたよ。

[普通洗い]で構わないのだけど、
何でも[エクセレント仕上げ]ってのになると襟や袖の頑固な汚れとシミは勿論の事、
ボタンの裏側までキレイに洗浄されて生地が新品の頃のように"ハリ"を取り戻すんだとか。
Yシャツは昔ながらの洗濯糊の香りと微かな光沢を纏って手元に帰ってくればそれで十分な人種なので、
落ちたんだか落ちてないんだか…基い、
本当に汚れているのかどうか定かではないボタンの裏側の見えない汚れとやらを考えた事がないのです。

生きた肌や髪の毛じゃあるまいし、
生地が"ハリ"を取り戻すというのも眉唾。

だったら毛皮に育毛剤が利かなきゃ道理に外れる気がするし、
何より[普通洗い]と[エクセレント仕上げ]で価格差がYシャツ1枚あたり/360円も違うのです。

週に2度、毎月延べ20着分は最低でもお世話になり続けている訳で、
1ヶ月の間にかかるクリーニング費用は[普通洗い]でもなかなかのもの。
非情に大きいこの価格差、
中々そう簡単に「じゃあエクセレント仕上げで」とは言う訳にはいかないのです。


言っちゃったけど。
「じゃあエクセレント仕上げで」って言っちゃったけど。
仕上がりが楽しみです。
何か感動的なエピソードが生まれたら、来週必ずご報告しますね。

別段特に大きな感動が生まれなかったら思いっ切り別の話題を綴りますので、
どうぞ察してやって下さいね。


扨、本日の画像のご紹介をば。
[くまちょ]と言いまして…、[くまちょ]は私が勝手付けた名前なんですけどね。
手芸というかホビーと言いますか。

[羊毛フェルト]というフワフワのモフモフを
専用のニードルで延々と突き刺して密度を高めながら形成していく、
言わば[お人形アート]なんですがね。
実はちょっとしたワタシの趣味なんです。

仕事の合間、気分転換にのんびり作る最近の趣味です。
このサイズの[くまちょ]を作るのに大体25~30分。

量産には向いていないですが、
少しずつコツコツ作り溜める感じもまた気に入っているんです。

手塩にかけた、愛しの[くまちょ]達は、どれも可愛いのです。
三十路のオトコが不思議な趣味の話をして申し訳ございません。
先日の[春の好き間]では、
約半年間かけてコツコツと作り溜めたそんな[くまちょ]達を、
参加して下さったファンの皆様にお土産(参加記念品?)としてプレゼントさせて頂きました。

思いのほか皆様とても喜んで下さって、
何だかこっちまで嬉しくなっちゃいました。
また機会があれば、是非貰ってやって下さいね。

(*本日2つ目の写真はファンの方が送って下さった物を使わせて頂きました。
[くまちょ]の後方、素晴らしいクオリティの[いぬちょ]はワタシの作品ではないです。もっと精進せねば!!)

文字を綴るというのは、思いのほか楽しいものです。
本日はこの辺りで"〆"とさせて頂きますね。
それでは皆様、またそう遠くない日々にお会いしましょう♪ なでしこJAPAN/有紀