【第10回】拝啓、あなた様

【第10回】拝啓、あなた様

(更新日:2012.05.14)

某大型通販サイト先生の恩恵に日々あやかりまくってます。
気になる書籍にスキンケア用品、
果ては事務用品から骨盤矯正座椅子まで、
多岐に渡ってお世話になりまくりです。

誰とも会話の必要も無く自分のペースで、
自分の好きなタイミングで好きなモノを購入できる。

自身の知り得る知識の範疇を超えて、
インターネット上で飛び交う様々な情報を参考にしつつ
より良いモノを見つけ出しては通販できてしまうこの利便性の高さはなんなんでしょう。

時代なんですかね。
インターネット上の世界に触れる度、未だに感動してしまうんです。
世の中、いったいどこまで便利になってしまうんでしょうね。

思い返せばワタシがまだ幼い頃はインターネットどころか
携帯電話さえも普及して居なかった訳で、
小学生の頃、自宅にコードレスフォンがやって来たあの日の衝撃は
今でも鮮明に覚えております。

手に馴染んだ黒電話との別れが何故だか切なくて、
破棄される直前までダイアルをクルクル回してました。


通販に限らず、欲しいものの殆どが
手に入ってしまうと言っても過言ではない昨今。
モノの価値そのものが変動しているんでしょうね。

昔のように「アレが欲しい、コレが欲しい」と
目標や夢を抱き、"調達しに行く事自体も楽しみの一つ"
といったようなスタンスは
だんだん少なくって来たような気がします。

昔はそれこそどんな用件でも
連絡先は分厚くて黄色い「電話帳」で調べ、
分からない場合は[104]で調べて貰いましたなあ。

それでも分からない事は
近所のおじさんやおばさんに何でも素直に教わった時代。
思えばあの頃とても優しく色々と教えて下さった近所の方々って、
現代の"大人"と呼ばれる世代に比べて
色々と知っていたような気がするんです。

無駄が無いというか、
自身が暮らして往くのに必要な知識を
たくさん凝縮して持ち得ている大人が多かったような気がします。
何でも自分の"足"で調達しなきゃあならないのは、ごく当たり前の事で、 自身が出来ない物事や知らない物事は、
必ず回りの誰かが「知」なり「業」なり持ち得て居た気がするんです。

手先が器用で、何でも工作できちゃうおじさんや、
近所で評判の物知りお婆ちゃんが居たりなどなど、
今でいう"Google先生"は、
「人と人との関わり」が賄っていたような気がするんです。

時代の移ろいは決して無駄や寂しい事ばかりではないと思うのですが、
時折こうして「ひと昔前」と今を照らし合わせてみると
面白い発見があったりするもんです。

種々のプリペイドカードや赤外線認証式のアプリなど、
手軽であり時間の短縮を目的とした
快適な暮らしをサポートする為のツール達も進化の一途。
目紛しく進化を遂げる現代社会に抗う事なく、
できる限り順応して行きたいと思いますけども。
何か自身も世の中の便利に貢献できたら良いのになあ。

文字を綴るというのは思いの外楽しいものです。
それではまたそう遠くない日々にお会いしましょう♪

きうゆいらくさ←

敬具